伝統と変革 – 第6回の サロン・デュ・サケ – 2019
日本酒を愛する数人の仲間が集まって主催された2013年第1回サロン・デュ・サケ。そのとき、このイベントがやがて業界で欠かすことのできない毎年恒例の催しとなり、日本中から参加者が訪れるようになると、誰がいったい予想できたでしょうか。
第6回目を迎えた今年のサロン・デュ・サケでは、12もの日本酒生産地の出展が予定されています。初参加となる静岡、岩手をはじめ、三重、鳥取、兵庫、北海道、加えて岐阜、広島、京都伏見、奈良、新潟、佐賀の生産者団体も参加します。
生産者の皆様、輸入商社、販売店の皆様に深くお礼を申し上げます。皆様のご協力と理解のもと、サロンは日本酒ムーブメントの一翼を担い、伝統的であると同時にきわめて現代的な日本酒という飲み物を、多くの人々に知ってもらうことができました。
今年のサロン・デュ・サケが選んだテーマは「伝統と変革」、私たちが愛してやまないこの飲み物のための味覚の革命でもあります。サロンでは、数多くのグルメ、文化、さらには音楽のイベントが行われ、伝統と近代性が常に混在する国・日本へと誘います。今年のサロン中に行われる35もの催し(試食アトリエ、講演会、会議、マスタークラスなど)では、日本酒とガストロノミーを取り巻く現状と、その未来のビジョンが、より明らかになるでしょう。
そして来年2020年のサロン・デュ・サケの準備もお忘れなく。来年はより多くの蔵元が来仏できるよう10月から始まる酒造りの時期をはずし、少し早めの開催を予定しています。
次回のサロン・デュ・サケ
2020年9月26、 27 、28 日